セミリタイヤ 時々○○…

あれこれいろいろ半分降りてみた 3歩くらい下がって思うこと

冬とか、母親とか、息子とか

今シーズンは寒い
関節に問題がある私にとってはかなりキツイ
だけど、大っぴらに朝寝坊できる
こんな生活は幸せなのか、不幸なのか…
主婦の朝はやることがいっぱい!って過る小心者

子供の頃から身体が丈夫ではなかった
風邪をひいて喉が炎症し犬の遠吠えのような咳がでる「仮性クループ」を頻繁に起こした 呼吸困難になりチアノーゼ状態で救急車で搬送されたりした インフルエンザRSウィルスにとにかく弱い

いまだに弱い…
笑うしかないなぁ…どうしようもないんだから

こんな状態になると母親は不機嫌になっていく、昭和の頃には少数派だったフルタイムの職業婦人(本人が好きだったのでそのまま流用)だったから職場の事を考えたのだろう 地方公務員である彼女のプライドもあったと思う

「子供の病気くらいじゃ休めない」

なーーんて私の目の前で言ってたなぁ…
そんな母親の気持ちとは裏腹に私は毎年のように入院する親不孝の子供だった

次男坊は不幸なことに私の体質によく似ている
辿っていけば父親の体質も立派に病弱だ 彼も特定疾患患者、難病持ちの先輩になる
父親、私、息子はウィルス全てではないけれど白旗を上げる体質かもしれない

次男坊は1歳の冬、仮性クループで1週間ほど入院したことがある これから先彼の冬は大変なのかもしれない…と私は覚悟した 私も母と同じ公務員だったけれど福利厚生や休暇制度を使って休むと腹を括った

だけれど医療が進歩したのか治療が良かったのだろう、次男坊は後にも先にもこれ1回きりで発作は出ていない 仮性クループとは一度の出会いで決別したらしい
私は安心しながらも何となく肩透かしを食ったように思っていた
しかも、次男は小学校3年生から卒業するまで1年間半袖で通していた 私が決めた訳ではない兄弟二人で何となくそうなって二人で数年間半袖で冬を楽しんでいたと言う 

こんな話…
発達心理学から考えれば面白い推論が展開するかもしれない
否定的な親と反抗する子供のストーリーと受け入れる親と自由な子供のストーリーってところだろうか…

そんなことは必要な時に考えればいいんじゃないか
なんでもかんでも掘り下げることはない
掘り下げたがる勉強の弊害ってあるかもしれないと思うワケです

 

そんなこんな…

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冬の雀のお食事処