セミリタイヤ 時々○○…

あれこれいろいろ半分降りてみた 3歩くらい下がって思うこと

通院とか、役割とか、418円とか

難病の面倒臭さは定期的に通院しなければならないこと!

こんな我儘を言える程に私は元気に生活しているのだということは忘れてはいけない むしろいつもどこかで私は怯えている
いつ何時こんな平和が崩れ去るかもしれない 事実、現役の役人だった時ある日突然視界が危うくなり、ある時突然、股関節に炎症でバスの乗車ステップに足が上がらなくなった 何がいつ起きるか分からないベーチェット病はそんな病だ

この病気と付き合うようになって身体は自分の予定通りにならないと私は思い知ってしまった 身体の”あるじ”は私だったはずなのだが、身体の方はそうではなかったらしい… 仕事人間だった私は身体の異変のサインをことごとく無視した たかが関節痛、たかが口内炎、たかが…の繰り返しだったと思う

難病はある日突然宣告されたとしても難病の兆し、サインはある それが自分にとって異常の範囲外であれば当然無視する 自分の優先順位があってその通り従うだけだから

私は役人の仕事が好きだった 決まり切った中で如何にしてやり遂げるか、そんなところに魅力を感じていたし、法律、法令、規則の解釈が豊かであればあるほど結果を伴うと考えて勉強をしていた こちらが最優先だから身体に気が回らなかったんだろうな…役人という社会の役割を果たそうとしていた希少種公務員かもしれない

30年役人を真面目に続けたものだから役人堅気がしみ込んでいるのは仕方ない…と最近になって笑えるようになった 時間厳守、段取り8割、根拠ある判断、公共の福祉的目線、など…あげてみたら結構ある 公務員に誇りを持っていた先輩に仕込まれたのは幸運だと思う そうでない仕込まれ方をしていたらまるで違う価値観になっただろう

 

前日雪が降り気温が低かったので道路は凍結
こんな日に定期健診か…と面倒臭くなりつつ、いつもの眼科へ出発 感染力が高い株が怖くて公共交通機関を避けたい気分だったので自転車にした
凍結してる道路、何が起きても対処できる時間確保…あ…これだこれだ…危機回避~リスク対応想定の役人的発想と笑いが込み上がってきた がこれは役にたつ習性だから採用しておこう

結果、予約時間30分前にクリニック近くに到着するがやはり待合室の込見様を思うと早くいく気にもなれずコーヒーショップで“宇治抹茶ラテ”を注文
あ…418円か大根2本分だな…
そんなこと考えるようになったなぁ…
人は環境の変化でいつしか役割に馴染むもの…

 

そんなこんな…

 

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