セミリタイヤ 時々○○…

あれこれいろいろ半分降りてみた 3歩くらい下がって思うこと

ターニングポイントとか…

何となくやる気が起きない日々が続いて
これはアレだ…
と、敢えていろいろ足を止めてみている
今度は長いなぁ…

アレ…何か変えないといけない予感 ってヤツ

若い頃にこんな感じがあっても無理やり力技で突っ走ってロクなことにならなかった
そのうちに二進も三進もいかなくなり、ついに強制終了ってこともあった
いまだにお付き合いしているベーチェット病は力技で走ったひとつの結果である
取返しがつかないなぁ…ってことで気長にお付き合いしているワケです
病のお陰様で力技で突っ走ることがなくなった それはそれでいい結果だと解釈している

負け惜しみを言っておこう

飛行機雲

何か変えないといけない感じ

ナニカガチガウ

違和感があるってこと、役人を止めて個人事業主になってそれなりに仕事もあるがナニカが違う ナニカが違ってきていて自分が納得していない感じがある

そもそも…納得した人生ってなんだろう

こんなこと本気で考え続けてきた六十数年
こんなこと考え続けることに意味があるんだろうな…

綺麗事言えば良いってものでもない
収まりのいい事ばかりの言葉に意味があるのか
心の底から納得できているのか

自分の内側にはこんな疑問だらけの場所がある
この場所からは逃げない
ある面いつまでも未成熟な部分を持っていて
いつまでもお取り置きしているのだろう
綺麗には片付けない場所

ナニカガチガウ…

何が違うのだろうね…

明日のこととか、最後の一葉とか、

明日のことは明日考えればいい
起こるか起こらないか分からないことを心配しても仕方ない
この歳になるとこうなるらしい
人生経験があるし、それなりの学びもあるじゃないか…

若い頃は何事もまず心配から始まった気がする
シュミレーションして準備しておかないとロクなことがない
何が起きても自分でなんとかする習慣が身についていて
息苦しかったなぁ…

 

 

最後の一葉
教科書に載るような知名度の高い短編小説がある。嵐にも負けず落ちない最後の一葉に希望を見つける話。

「まだ大丈夫」

何を指して大丈夫か分からないけれど、とにかく自分に言っていた頃があった。大丈夫と言っていたら大丈夫だろう。そういう希望めいたもの、自分の最後の一葉

 

人ってどうにかこうにか生きようとするんだわ
最後の一葉がある間はね…

 

意味不明でもいい
ウケウリでも構わない
絵空事でも、妄想でも
希望が持てるならいいんじゃないかしら

 

最近開いている心理学のオンライン講座で自分がモデルケースになっている話しをすることは多い
その時どんなにつらいとしても、何かしら希望のようなものがあれば生き抜けるし、傷ついた心は再生できるという確信もある それから、いろいろな記憶から随分と距離がとれて思い出のアルバムに貼ってある写真を眺めながら話している気がしている もう昔の記憶に巻き込まれることはない そんな場所に来たらしい

明日の事は明日でもいい
過去のことは過去でしかない

今、ここを生きていく

 

そんなこんな…

庭仕事とか、持病とか、

引退したら庭仕事をしよう
とずっと考えていた ヘミングウェイの「庭仕事の愉しみ」の影響が多分にあると思う。仕事と家事と子育てに忙殺された毎日からの妄想的逃避、あるいは心の拠り所になっていたと思う。

睡蓮鉢

引退したら…とは60歳まで公務員を勤め上げた後の事だったのだが、病弱が仇となって53歳で早期退職する。しかも、ベーチェット病の症状悪化で身体がままならない状態で辞めたものだから庭仕事どころではない。明日目が覚めるのか…と本気で考えながら布団に入る日々だった。

今となっては悪夢でしかない…

「治らないのだから、無理に治ろうとは考えてない」
と主治医に言って主治医が返す言葉に困った場面を思い出した。所詮、難治性の病気だし、完治しないなら期待はしない。自暴自棄になってそう言ったのでもない。症状が軽くなり一般的な生活に戻って現状維持できるならそれでいいんじゃないか、という意味だ。

健康とか、仕事とか、職場での人間関係とか無くなったものは沢山ある。無くなったのだから無くなったものに執着しても良いことはない。そんな風に思う自分がいる。ないものねだりをしても仕方あるまい。自分の生育歴が鍛えた割り切り法なのだがこんな場面で役に立つのか…と後で気がついた。

人生に無駄なことはないな…

関節痛はある。だけど毎日ではない。冬でも暖かい日は普通に動ける。さて、庭仕事をしようじゃないか!後で寝込まない程度にやっておこう。

ヘミングウェイの庭に比べたら「庭」と言えない広さ、それでもやることは結構ある。
目の前にあることでさえ出来なかった時期もあるんだ。

春を妄想してとりかかろう

 

そんなこんな