「数学が嫌い、苦手、意味がわからん」
と言うと
「以外だ…」
と反応されることは多いです
イワユル、左脳人間であって
アタマの中にフローチャートを書いてその通り実行できる派
考え方が数学に向いているらしい…
だけど…嫌いだったんだ…
さんすう~数学が嫌いになった原因ははっきり分かっている
小学1年生の時にこの式が理解できなかったから…
しかも…担任教師に思いっきり不快な顔で呆れられたから…
家庭訪問で「面倒くさい子供」って言われたから…
幼児体験っていうヤツは
どんなに手当したって痛みは残る
私は身をもって知っている
ワークを主流にしている心理セラピィは
人生の最初の頃に何とかできなかった「感情」に焦点を当てて
今ここで何とかしようとすることが多い
「未完了の感情」を完了させる
プロトコルシーン(原体験)をやり直す
固着を解除してプロセスに戻す
脚本を書き直す
ま…いろいろありますけれど…
無かったことにはならない
と私は考えていて
「それはあったけれども、今となっては思い出のアルバムの色褪せた写真」
たまに眺める羽目になって「痛たたた…」と言ってちょっと笑える
そうなるといいなぁ…と
自分の歴史を蔑ろにしてはいけませんよ…
さて…
私は何故
が理解できなかったのか…
最初に先生が黒板に貼ったのはこんな感じ
曰く
「リンゴ」がひとつありました
「リンゴ」を食べたらなくなりました
そこにあったリンゴを食べたらリンゴは無くなる
だから…
でも
0があるじゃないか…
何もないんじゃない…
そんなことを質問したワケです
ゼロがありますが…
0って何ですか?
真面目な先生は相当困ったらしく
0は0です
1-1=0
何もないワケじゃないやん???
私のさんすう事始めは失敗してしまい
算数は意味不明
という思い込みが生まれましたとさ…
それから約50年後我息子が大学院生の頃
座標を使って0と他の数字・数式との関係を解説してくれるまで
私にとって「0」はうやむやのままだった
表記上の問題でもないんだねぇ…
0は面白い…
うむ…
実は数学的なアタマだったのかもしれない…
同じ数式が出てくる物理は好きだった
子供の疑問に真摯に答えるのは大人の義務だと私は考えますよ…
三つ子の魂100までも
って言うじゃないですか
一度叩き込まれたことを修正するのは難しいのです!
そんなこんな…