セミリタイヤ 時々○○…

あれこれいろいろ半分降りてみた 3歩くらい下がって思うこと

漬物とか…成功恐怖とか…

幼いころから見慣れている風景のひとつ
祖母の漬物しごと
初夏の梅干し、冬の白菜は大きな樽に漬けこむ
と覚えているのは私の記憶だが
父、母にとってはそんなに大きくない樽らしい
私にとっては目の高さまである巨大な樽なのだ
子供の記憶はこんなものだろう

ガリバー冒険記の逆
大きなモノの中の小さな自分

小さな私が見て覚えているように白菜の漬物を仕込んでみた
確か…こんな感じ…っていうヤツ
今時ならグーグル先生検索で漬物画像が出てくる
だけど…

つまらないじゃないか…
とへそ曲がり根性が顔を出す
我が家の伝統、我が家の味は一般論でもない
「ばぁちゃんはこうやっていたはずだ」の手順を踏んでいく
根拠のない確信のままやってみたら結構美味しくできてしまった

でもって…

これはマズいことになってしまった…と浮かんでくる

私には成功恐怖がある

「うまくいくと危険」

そういう信念があると言っていい
あるんだよ…
30代中盤まで結構これで苦しんでいた

事がうまく運ぶと危険だと感じるクセ
役職に選出されると怯えるクセ
順調にコトが運ぶとロクなことがないと想像するクセ

漬物如きでまた出てきたか…もー笑うしかない

三つ子の魂百まで って言うじゃないですか

子供の頃の経験は抜けないもんです

こんな時は自分に言い聞かせるしかない

漬物は美味しい方が良いに決まってる
美味しくできたのは良いことだ
それ以上のことも、これ以下のこともない
もしも悪いことがあっても何の因果関係もないんだ!

曲がった認知を修正する

心理学のお蔭様

 

そんなこんな…